雲南重楼と白花蛇舌草と半枝蓮を組み合せた抗がん漢方処方『重楼三仙』

重楼三仙

雲南重楼
白花蛇舌草
半枝蓮

標高3000mの雲南省の清浄な空気・肥沃な大地が生んだ抗がん生薬の「雲南重楼」。
抗がん生薬として最も多く使用されている
白花蛇舌草半枝蓮を組み合せることにより、抗がん作用を相乗的に高めることができます。

図:白花蛇舌草(ビャッカジャゼツソウ)にはウルソール酸やオレアノール酸などの五環系トリテルペノイドなどの成分による抗腫瘍活性が報告されている(①)。半枝蓮(ハンシレン)に含まれる様々なフラボノイドやアルカロイドは抗炎症作用や抗がん作用が知られている(②)。雲南重楼の根茎に含まれるサポニン類(重楼サポニン)は、がん細胞の増殖抑制や細胞死誘導などの直接的な抗がん作用が報告されている(③)。これらの3種類の抗がん生薬はそれぞれが基礎研究や臨床研究によって、がん治療における有効性が示されている。3種類を組み合せた漢方薬は、それらに含まれる様々な抗がん成分と、それらの成分による多彩なメカニズムによって、抗がん作用を相乗的に増強できる。

【雲南重楼(うんなんじゅうろう) 】

雲南重楼(学名:Paris Polypylla Yunnanensis)は中国・雲南省の1500m以上の高台で栽培されるユリ科の多年草です。根茎を薬用に用い、中国では古来より重用されてきました。


根茎

重楼サポニン polyphyllin D

様々な細菌やウイルスに対して強い抗菌・抗ウイルス作用を発揮します。炎症を抑え、腫れを軽減する効果があります。さらに、抗がん作用、鎮咳・去痰作用、喘息を緩和する作用、鎮静作用・抗痙攣作用などが報告されています。
このような薬効により、がん治療の他、肺炎、気管支炎、喘息、脳炎、腫れもの、蛇咬傷、小児の熱性痙攣などの治療に使用されています。

多種類のステロイド様サポニンを含み、これらの重楼サポニン類には、様々ながん細胞に対して増殖を抑制し、アポトーシスを誘導する効果が報告されています。 肺がん、乳がん、消化器系のがん、肝臓がん、膵臓がん、膀胱がん、脳腫瘍、白血病など多くの悪性腫瘍に対して効果が報告されています。

【白花蛇舌草(びゃっかじゃぜつそう)】

白花蛇舌草(Oldenlandia diffusa)は本州から沖縄、朝鮮半島、中国、熱帯アジアに分布するアカネ科の1年草のフタバムグラの根を含む全草を乾燥したものです。

抗菌・抗炎症作用があり、漢方では清熱解毒薬として肺炎や虫垂炎や尿路感染症など炎症性疾患に使用されています。さらに多くのがんに対する抗腫瘍効果が示されています。
抗がん作用の活性成分として、ウルソール酸オレアノール酸などの五環系トリテルメノイドの関与が報告されています。 他の成分にも、様々なメカニズムによる抗がん作用が報告されています。解毒力や免疫力を高める成分も含まれています。

【半枝蓮(はんしれん)】

半枝蓮 (Scutellaria barbata)は中国各地や台湾、韓国などに分布するシソ科の植物です。
アルカロイドフラボノイドなどを含み、抗炎症・抗菌・止血・解熱などの効果があり、中国の民間療法として外傷・化膿性疾患・各種感染症などに使用されています。
抗がん作用も経験的に知られており、がんの漢方治療でも、白花蛇舌草に次いで使用する頻度が高い薬草です。 乳がん膵臓がんやなどで臨床試験が行われており有効性が報告されています。

基礎研究では、半枝蓮には、がん細胞の増殖抑制作用、アポトーシス(プログラム細胞死)誘導作用、抗変異原性作用、抗炎症作用、発がん過程を抑制する抗プロモーター作用などが報告されています。
さらに、がん細胞の解糖系と酸化的リン酸化を阻害してエネルギー産生を低下させ、がん細胞を死滅させる作用が報告されています。

【商品紹介:重楼三仙】

名称:重楼・白花蛇舌草・半枝蓮混合エキス加工食品

原材料名:重楼エキス末/白花蛇舌草エキス末/半枝蓮エキス末/結晶セルロース、ステアリン酸カルシウム、微粒二酸化ケイ素

原料原産地:中国

販売元:合同会社Agri Medic
    東京都港区赤坂4-12-7-104

価格:60,000円(90包入り)お試し用に1包800円でのバラでの販売も行なっていますので、お問い合わせください。